氷見の獅子舞

氷見では祭りと言えば、やっぱり獅子舞ですね。


はじめに

獅子頭

■私はどういう訳か、獅子舞が好きです。やっぱり氷見人なのですね!

氷見市には、神社が175座(昭和58年)ほど有るそうです。
神社と言えば祭り、氷見では祭りと言えば、やっぱり獅子舞ですね。

□関連:万葉集とゆかりの神社

■氷見の獅子舞も、つい最近までは140の連中(昭和58年)が有ったそうですが、 現在では120連(平成9年)に減っています。(氷見市史6より)
毎年2〜3連ずつ減っており、もう40〜50年でゼロになってしまいそうですね。 でも、最近は保存会も出来て、少しずつ見直されているようですよ。

□関連:氷見の祭り
□参考:氷見市イベントガイド氷見の獅子舞


氷見の獅子舞とは?

■う〜ん!分かりません。でも、獅子舞のトレード・マークは「梅鉢の紋」です。 梅鉢と言えば、ご存知「天満宮」。天満宮といえば「菅原道真」。 菅原道真と言えば正月に飾る「天神様」。 そう、加賀百万石「前田家」につながると思いませんか? 例の、NHK大河ドラマ「利家とまつ」なんですね。

■田中屋権右衛門「応響雑記」では、次の様に舞ったと言う記述が有る。(氷見市史6)

■四季の節目や人生の節目毎に、神社では神々をお招きし、お祓いの神事が行われる。 そして、神社からのお溢れ頂戴として、 神輿や曳山の巡行が行われ、神職を伴った家祈祷(やぎとう)が行われる。 氷見の市街地では、祇園祭がこのフルコースとなっている。 しかし、家祈祷の習慣は、今では市街地の一部にしか残っていない。 笛太鼓や踊りは、神さまを迎えるための神楽(かぐら)である。 庶民は、自らの手で獅子を舞い廻し、家祈祷(やぎとう)を行ってきたのだろう。

■後は学者・学芸員さんにお任せしましょう。 どうやら、江戸時代から氷見に伝っているようです。 でも、歴史は誰も知らないのに、獅子舞の楽しさは氷見人なら誰でも知っていますね。

■子供の時、楽しかった春祭・秋祭。でも獅子舞が一時期、消えそうになった感じがしたのは私だけでしょうか? 少子化が進み、その子息も都会へ。氷見市の人口は減るばかり。 でも、心ある方々が「氷見の獅子舞」を守って下さるのですね。


ひみ獅子舞ミュージアム

■「ひみ田園漁村空間博物館事業」の拠点、獅子舞の伝承活動の一環として、待望の「ひみ獅子舞ミュージアム」が竣工した。 新築とリニューアルされた立派な施設を前に、竣工セレモニー・記念アトラクションが行われた。

■特に、竣工セレモニーにおける施設概要紹介として、 設計者の千葉大学・栗生 明教授による「これからは、この器に皆さんの力で魂を入れて欲しい。」の言葉が印象的であった。

上庄

■そして、上庄青年団を中心に招待者を加え、記念アトラクションが始まった。 上庄青年団とは、表泉・七分一・柿谷など近隣地域の青壮年団・保存会の合同組織なのだろうか。 テープカットや記念演舞で楽しい雰囲気を伝えてくれた。

■屋内アトラクションは、リニューアルされた立派な館内の獅子舞演舞場で賑やかに行われた。 しかし、床は山砂仕上げ。 砂塵が舞い上がったのには、締め切った屋内だけに演舞者には可愛そうだった。 目の粗い川砂仕上げか、カーペット・人工芝生の方が良かったと思う。

■屋内アトラクションは、新築された立派な館前の駐車場で行われ、天候に恵まれ楽しいひと時を過ごした。 特に、上庄保育園児による演技には感動した。 こんな小さい頃から種を播いて置けば、獅子舞の将来は明るくなるだろう。


獅子舞実演会

■春から秋にかけ「ひみ獅子舞ミュージアム」では、毎月1〜2回の獅子舞実演会が行われている。 今年度の最後でもあり、期待の「坂津獅子方連中」とあっては、と勇んで見学しました。

■町方の獅子舞とは異なり、クラシック感もあり優雅なのだった。 そして、テンポもゆっくりとしていて期待通りの演技であった。 小矢部市からおい出でたお客さんからのアンコールでは、 お馴染みの「バンガエシ・ヒトアシ・フタアシ」だったが、 坂津の獅子方が舞うと、返って新鮮な雰囲気が感じられたのだった。


氷見・獅子舞物語

■いきいき富山伝統芸能フェスタ (第10回地域伝統芸能全国フェスティバル富山・第2回地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会富山) の最終日に、「氷見・獅子舞物語」が行われました。 今回は、県内各地からの参加も見ものでしたね。

■しかし、氷見人は獅子舞が好きですね。 老若男女、沢山の人達が集まりました。


氷見の獅子舞を見るには

■ゴールデン・ウイーク最中ですが、毎年5月3日に行なわれる 唐島祭りでは必ず見る事ができます。 本来は唐島での神事なのですが、道中の 海鮮館では観光客のためサービスで演じています。 詳しくは、 氷見の祭りをご覧下さい。
□関連: 唐島大祭

■開催日は定まっていませんが、7月下旬〜8月上旬の土・日曜日にかけ、 ひみまつりが有ります。 色んなイベントが催されますが、 獅子舞大会・花火大会は定番中の定番となっています。
□関連: ひみまつり

■数年前から、8月中旬(8月15日近く)に上庄小学校のグラウンドで 「上庄まつり」が催され、メイン・テーマの獅子舞大会が催されています。 最近は、県内の獅子方連中も招待され、賑やかになって来ました。 ただ、駐車場の不足が難点ですが。
□参考: 村江工業さんの 上庄まつり


獅子舞が見られるかも情報

■氷見市内の獅子舞マップです。下の図で良く似た色は、地区や谷と呼ばれていて、文化が似ていると思っています。 クリックするとブランク・ページで地名と日程が出ます。

■しかし、獅子方連中とは青年団・少年団・保存会など、様々なボランティア団体なので、 地区の事情やメンバーの都合により、中止になる場合があります。この情報を信用しないで下さい。 また、記事が違っていたり、あなたの地区での日程や神社名など、最新の情報を教えて頂けませんか?

■また、市街地でも旧町名ごとに行われていますが、上のマップでは表現しづらかったので 「氷見の祭り旧町名について」を参照して下さい。

今すぐに、獅子舞を見たい!

■ここ最近、 YouTubeで氷見の獅子舞の動画がたくさんアップされています。 で、今すぐにでも獅子舞を見たい方のために、調べてみました。

■静止画面をクリックすると動画となり、更にクリックすると YouTubeの公式ページに移ります。

YouTubeに投稿された獅子舞の動画

■YouTubeに投稿された獅子舞動画の数々です。 それを、似たような獅子舞になるかと思い、ブロック毎に分類してみました。 これからも沢山投稿されるでしょうね。

…市街地ブロック…

…西條ブロック…

…十三谷ブロック…

…上庄谷ブロック…

…余川谷ブロック…

…八代谷ブロック…


北海道に渡った富山県の獅子舞

■北海道って、富山県ゆかりの獅子舞が多いですね。


獅子舞の短信

■ネットで縁が有ったので、池田町(旧町内名)の獅子舞(平成17年9月17〜18日)を見た。 氏子数が多いので、宵祭・当日・翌日の午前に渡って、演舞されると言う。 また、近隣の獅子舞も積極的に取り込んでいるので、町方としては演目が多いのが特徴である。

■地蔵町(旧町内名)の獅子舞(平成17年6月18日)を見た。 6月24日の前の土曜日に行われるという。 氷見の地元では珍しく、ここではもう秋季大祭と称しているのだった。 そこで、知合いの伊勢玉神社・禰宜さんに伺うと、9月の秋祭りは「米祭り」であり、6月の祭りはいわゆる「麦祭り」なのだそうだ。

■久し振り(H15/10/9)に、上伊勢町(旧町内名)の獅子舞を見た。 ここは、毎年「体育の日」の前日に行われる。 「樽取り」が見事に演出されていた。 また、ひみ祭り(H18/7/29)には、同じく上伊勢町の獅子舞を見た。 獅子舞は、やはりストリート・パフォーマンスだろうと。

■仕切町(旧町内名)は16年ぶり(H15/9/6)で獅子舞を復活したというので、見に行く。 翌年、約30年ぶりに太鼓台が新調され、そのお披露目として「ごんごん祭」の日(H16/4/18)に引き廻された。

ひみまつり (H11.7/31・H12.7/29)で「獅子舞フェステバル」を見た。

窪上青年団では、獅子舞い用具一式を新調し、 その披露(H12.4/9)が有った。 また、柳田自治会の上(垣内としての呼称)では、獅子舞の太鼓台を70年ぶりで新調(H14.4/12)したと言う。


おわりに

■先日(H17-10/30)友人のご子息さんの学校祭に、お声が掛かったので出向いてみました。 現在の学校区こそ違え、私にとっては懐かしい母校なのです。

行灯

■そこでは「西條地区再発見」というブースが有り、身近なテーマでカラフルに展示されていました。 中でも子供達の獅子舞研究への取組みは、獅子舞保存に憂いを持つ私にとっては、嬉しい話題となりました。


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