私の近所で行われている獅子舞の演目を集めてみました。
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| はじめに。近所の獅子舞について。 | |||
| 獅子舞の演目です。 | |||
| あんのき | いそふり | いりがし | いやさ、 | |
| かたな | しゃんしゃん | じんちょう | じんちょうぎり | |
| どうちゅう | どこどこ | とんとん | ばんがやし | |
| ほうたんはつり | むかし | ほらほら | や〜い | |
| 近所の獅子舞(窪下)・獅子舞(窪上)です。 | |||
| はな(花代・祝儀)って? | |||
| 関連ページへのリンクです。 | |||
■ここでは、私の近所で行われる獅子舞の演目を解説しています。それぞれのアイコン
は、その演目のスナップ写真(サイズ448×336)です。
■このアイコン
では、その獅子囃子が聞けます。
T-SEQ
で作った西洋音階ですが、雰囲気は出ているでしょう。
またランダムBGM
として、ずっと鳴りっ放しにも出来ます。
ただし、それぞれの獅子囃子を単独で聞く場合は、画面下で隠れるかも知れないので、
ランダムBGMは停止して下さい。
■アイコン
は、
それぞれの獅子笛の運指のページに飛びます。
また
は動画(240×180)です。
必要なプラグインが有り、ブロードバンド接続(ビットレート109kbps)で無いと、上手く動作しないかも知れません。
撮影は窪下獅子舞保存会の依頼により、東海写真館が行ったものをウェブ配信用として縮小を行いました。
■私の近所の獅子舞は、何時頃から始まったのだろうか?獅子舞は 古江神社への奉納の後、在所の氏子へと巡行するのだが、 次の2件には、特別な意義が有るらしい。
■古老(屋号:やよんさ)によれば、獅子舞は池淵酒店に出入りする能登の杜氏から習ったと言う。
伝え聞いた人々(屋号:やへどん、よごさ)が独自に工夫し、現在に至ったと言う。
現在でも、池淵酒店のたるとり(樽取り)は定番なので有る。
(一説によれば、能登では獅子舞は氷見から習ったと言うから、ややこしい。)
■あんのき(一足)は「仰向き」の氷見弁。
天狗が仰向いて舞うので、こう呼んでいます。
他所では、天狗も獅子もあまり仰向いていないようですが。
「ほうら舞いた、舞いた舞いた。」と、ほやし(囃子)ます。
■天狗が獅子にチョッカイを出すと、いきなり獅子は怒ります。 ビックリした天狗が慌てて逃げる様を、あんのき(一足)で表現しているのでしょうね。
■私の近所では、
■こちらでは、よっぽど「だんなはん:旦那様」の家でもないと、舞いません。
最近は、ながじしまい(長獅子舞)として青年団長の家で舞わされます。
何時でも何処でも、祝儀さえ有れば(?)やっている所も有るようですが。
■ほらほら(露払い)の囃子から始まります。 「ぼう:天狗の棒」は使いません。両手に「ふさ:房」を持つのです。 でも、これで獅子と戦えるのでしょうか? まるでドラキュラとにんにくかな?「房」は御幣に似せています。 これは、松明(たいまつ)の象徴ではないかと思っています。動物なら火を怖がるから、 戦いの武器になるでしょうから。
■やがていそふり(磯振り)の伴奏に変わります。 そしてクライマックスはいやさ(祇園振り)です。 ぼう(天狗の棒)や長刀(なぎなた)を使って、獅子を仕留めるのです。
■氷見祭り(H11-7/31)で、「桑の院のいそ振り」を見ました。 茶髪の兄ちゃんの獅子頭の演技には感動しました。
■「炒り菓子ごろごろ、炒ってかましょ。」とほやし(囃子)ます。
早くなったり、遅くなったり、とてもコミックなので子供逹にも人気が有ります。
■せっかく休んでいる獅子を、天狗はチョッカイ(おせっかい)をかけます。 その仕草が「炒り菓子」に似ていたのでしょうね。 初めの内は、獅子も穏やかなのですが、気が付くと怒り出すのです。
■私の近所では、
は、いわゆるさんくずし(三崩し)になっています。
■まず、「ほらほら、ほらほら」と<獅子舞を促し、
始まると「あ、いやさ〜、いやさ」と、ほやす(囃子)のです。
私の近所では、
■実は定番と言うより、最も神聖な獅子舞かも知れません。 重要な獅子舞には、必ずいやさ(弥栄)が入っています。
に、このいやさ(弥栄)が出ると、獅子舞もクライマックスとなります。■昔は笛のメロディが八小節有ったので、 笛吹きはやつぶし(八節)と言ったそうです。 現在では六小節しか伝わっていません。後の二小節、どなたか教えて下さい。
■伏木の喧嘩曳山での太鼓のリズム(順不同)は、
となっていて、太鼓の奏者によっては、色んな組合わせが有るらしいのです。 太鼓のリズムは、違うと言えば違うのですが、笛のメロディは7節も有り、かなり当地に近いと感じています。 それに、当地での3フレーズ目の節を良く似たメロディで繰り返すと、全部で7節となるのです。 それに、もう一節を加えると八節(やつぶし)になると思うのですが。
■踊りは
どこどこより派手ではありませんが、演技力が要ります。
天狗は棒(剣)を使わず素手で獅子頭に向かい、チャンスを待ちます。
頃合いを見て、一刀の元に斬り付けるのです。
■かたな(刀)を使うから珍しいのですね。 テンポが遅く気疲れするので、気が向かないと舞ってくれません。花代を弾んで下さいね。
■獅子舞のクライマックスがししころし(獅子殺し)です。
深夜にも拘わらず、何時とは無しに大勢の人が集まってきますね。
獅子は悪霊のシンボル、天狗は正義の味方。
見事、獅子を退治して祭りも終わるのです。
■ゆっくりしたいやさ(祇園振り)から始まります。
二人の天狗の舞いは、普通のいやさ(祇園振り)とは違い、
ぼう(剣)を股にくぐらせます。
やがて、太鼓はほらほら(露払い)に変わり、ししころし(獅子殺し)となります。
見事、獅子を退治すると、太鼓は、ゆっくりしたや〜いに変わります。
天狗は、念入り獅子の息の根を確かめ、
これでししころし(獅子殺し)は、おしまいです。
■ところが、天狗と獅子が肩車になり、 またいやさ(祇園振り)が始まり、拝殿まで昇ってしまいます。 獅子は、死んだ筈なのに。まあ、いいか。
■囃子はいやさ(祇園振り)に似ていますが、
ゆっくりしていて、三小節毎に「どこどこ」と鳴ります。
天狗は、普段のいやさ(祇園振り)とは全然違い、棒を足に絡ませた独特の舞いです。
■町方では余り見かけないようですね。 ところが、仕切町が16年ぶり(H15-9/6)で獅子舞を復活したというので、見に行ったら、 このしゃんしゃん(三々)をやっていました。とにかく、のどかな舞いです。
■休んでいる獅子の様子を見ながら、攻撃のチャンスを待ちます。 その内、獅子に見抜かれ、闘いとなるのです。 割と人気が有り、例の「ブリンス・サンバU」でも歌詞に取り込まれています。
| ♪十二町(じんちょ)の獅子舞 何んで舞わいた |
| ♪太鼓とチャンチクリンで 振り舞わいた |
| ♪十二町(じんちょ)の若い衆が 足っしゃ折れて |
| ♪窪(くぼ)の若い衆に 舞いて貰ろた |
■ところで、この当たりの獅子舞のルーツは、十二町の
日宮神社と言われています。
数年前、「氷見祭り」で「坂津」の獅子舞を見ました。
テンポは町方より、かなりゆっくりしていますが、
本当の獅子舞を見た感じです。
■この歌詞が本当なら、その昔、十二町と窪では交流があって、お互いの獅子舞が通用したのだろうか。
■曲はじんちょうに似ていますが、
途中で途切れる感じです。
天狗は棒先の剣で、何回も獅子頭に斬り付けます。
■こちらでは、いわゆる「だんなはん:旦那様」の家でないと、 舞ってくれません。 私の近所では「池渕酒店」で行われます。
■伝承では、近所の「弥平どん」のお爺が、「池渕酒店」の天狗伝説を元に振りつけたと言います。 もと「弥平どん」の家は、今はでは駐車場になってしまいましたが。 この話を「池渕酒店」の主人とも話し合いました。 この「たるとり」は市街地から上庄谷の奥深くまで伝わっているようです。
■まず、いやさ(祇園振り)から始まり、 そのうちほらほら(露払い)の太鼓に変わり、 「たるとり」が始まります。 天狗と獅子の間で、かけ引きの後、酒樽の取り合いとなるのです。 最後に天狗が酒樽を取り戻すと、 めでたし、めでたしとなり、いやさ(祇園振り)で終わります。
■獅子舞の連中が遠くに移動する時、この太鼓が叩かれます。
この太鼓の音を遠くで聞くと「ああ、祭りだなあ!」と感じます。
■古江神社でのあがりもんの時は、 このふたあし(二足)を舞いながら鳥居を抜けなければなりません。 とにかく神聖な舞いなのです。 従って、イベントの場合など、在所以外の場所を通行する時には絶対に、 この「道中太鼓」は鳴らしては、いけません。
■かたな(郡代)よりは、派手な踊りです。
天狗の気分次第で、かたな(刀)・ぼう(棒)を使います。
■出足の太鼓が「どこどこ」なのでどこどこと呼んでいる様です。 出だしの笛のメロディは、FAXモデムの音(ピーヒョロ)とそっくりです。
■正式な名前は知りません。誰か教えて下さい。
「坂津獅子方連中」では「七五三」と呼ばれていましたし、
「七分一青年団」でもこの踊りが見られました。
■単独でも舞わされますが、さんくずし(三崩し)の場合は いりがしの後にとんとんが続き、 最後にいやさ(祇園振り)で締め括られます。
■私の近所では、
は、獅子舞の定番です。■「中の橋」に現れる「忍者はっとり君」の伴奏は、ばんがやし(倍返し)です。 「坂津」の獅子舞に、「きりまぜ」が有りますが、 太鼓はばんがやし(倍返し)に似ていました。
■氷見祭り(H11-7/31)では最後に、
■天狗の仕草から、こう呼ばれているのでしょうか。
天狗は、自分の頬っぺを、もぎ取るように踊ります。
■町方では、あまり見かけません。 のどかな舞いなのですが、天狗にとっては意外に錣(しころ・錏)が揺れるので、その仕草から名付けられたのでしょうか。
■動きが激しいので、か細い人には獅子頭が重く、無理です。
■何故、むかし(昔)なのか分かりません。 でも、笛の指使いは、他と違って確かに昔風です。 太鼓もかなり難しく、叩ける人も少ない様です。 だから、むかし(昔)なのでしょう。
■唐島大祭(H12.5.3)では、 今町・湊町・浜町・中町の合同獅子舞を見ました。
■祭りの当日、獅子舞宿を出発すると、
まず最初に古江神社であがりもん(挙り物)を奉納します。
私の近所では古江神社で行われます。
■どうちゅう(二足)を舞わしながら鳥居を抜け、参道を進みます。 それが済むと、二人の天狗であんのき(一足)が舞われるのです。 いよいよ獅子舞が始まり、祭りの気分になります。
■これでおしまいの時も、古江神社でこのあがりもん(挙り物)が舞われます。 また、ししころし(獅子殺し)を神社で行う場合、 ます゛、この「あがりもん」から始められます。 とにかく、私の所では古江神社はあがりもん(挙り物)なのです。
■演技の開始を知らせる、いわゆるイントロですね。
獅子の前で天狗が横向き様に立ち、おとなしい獅子なのに棒(剣)で一突き付きします。
すると獅子が怒って、天狗を追っかけ回すのです。
■獅子方、家の人などが出揃う迄の、時間調整が目的でしょう。 また、獅子や天狗は、見学者に怪我をさせない為の、演技スペースの確保も必要でしょうね。 この後、獅子の出足を促し、色んな出し物が舞われるのです。
など、時間の長い獅子舞いでは、このほらほら(露払い)が最初の囃子となります。
■獅子舞いは「や〜い」のエンディングで終わります。
■囃子が「や〜い」に変わると、天狗は獅子を一突きします。 見事に退治した後、天狗は片手で合掌するのです。目出度し、目出度し。
■言ってみれば、「獅子舞のメドレー」かな。例えば、私の近所では
の「3点セット」になります。■氷見祭り(H11-7/31)で、「触坂の三崩し」を見ました。 まるで獅子殺しの様な迫力が有りました。
■私の近所では次を、ながじしまい(長獅子舞)と言っています。
■近所とは、近所です。
■私の所と言えば、獅子方連中のメンバー不足で、数年も途絶えていましたが、 最近、獅子舞保存会が結成(平成16年)され、獅子舞用具も一新されました。 今後の活動が楽しみです。
■窪の「しも:窪下」は「十二町系」ですが、 「かみ:窪上」は「守山系」と「十二町系」が共存しています。 ちなみに「かみ・しも」の呼称は、時の為政者(前田家)の拠点(高岡)に近い場所が「かみ」、離れると「しも」となっているようです。
■「守山系」は、
■近年(H12.4.9)、獅子舞い用具一式を新調し、その披露がありました。
■在所で
■その家で、嬉しい事が有った時の「まつり」は、盛大です。
従って、自然と賑やかになるのです。
「東西、東西。御酒肴、沢山。金子一封。並びに、人気、え〜と・え〜と。」
と、めでたい口上が述べられます。
■この「え〜と・え〜と」とは何だろう?おせっかいな知人が調べてくれた。
えいとう(副:「永当」とも書く)とは、
興行などで、見物人が大勢つめかけるさま。
また、劇場などで、大入りを願う口上の言葉。例えば、
「東西東西、永当・永当」「四季に絶せぬ見物は、永当・永当また永当」
(洒落本・当世気とり草より。)と、大辞林に出ていたと言う。
■その後、「右は、??様より。ごひいきと有って、??青年団に下さ〜る。」 と、スポンサーを労うのです。